2011年05月

昨日、JR石勝線のトンネル内で特急スーパーおおぞらが脱線し火災を起して緊急停止した。
車内に充満した煙で乗員乗客245人のうち39人が軽いケガで病院に搬送された。
6両編成の283系ディーゼルカーはその車体の骨組みを残して全焼した。
トンネル内での火災(車内に白煙が充満していた)ということで、乗務員や列車指令からの車外への避難指示が遅くなってしまったことに乗客から不満が殺到したという。
福島の原発での海水注入が中断されたかどうかについては、結局現場の判断で注入が続けられたという結末となったが、現在のJR各社の事故発生時の対応についても、今回の原発事故の東電と似たような仕組みになっているのではないかと思われる。
現場にいて状況を一番分かっているはずの車掌が、現場にいない本社の列車指令からの指示待ちの間何も出来ずに、車内に煙が充満している乗客に車外への避難を指示できないというのは本末転倒という他は無い。
緊急時には、近くを走るすべての列車を停止させる装置が稼動しているはずなので、トンネル内であっても、車掌が現場の安全確認が出来れば一旦車外への避難をさせ、順次トンネル外への誘導することも可能だったと思われるが、今のシステムでは、そのような現場の勝手な判断は出来ないようである。
列車の遅れや運休に伴う料金などの払い戻しや現場からの代替交通などの手配など手間も金もかかる事になるが、鉄道会社としてまず第一に乗客の安全確保が優先すべきである。
煙が充満している車内に留まるような指示を車掌がしていたとすれば、甚だ疑問である。
トンネル内への避難は二次災害の可能性はあるものの、とりあえず避難させるのが常識ではないだろうか。
状況に応じて、もっと現場の判断で避難や運行管理ができるよう改善してもらいたい物である。
過去にあった北陸トンネル火災では原因が別の物であったにもかかわらず、当時石炭レンジを使用していた食堂車がとばっちりを受けてその後石炭レンジを使用していた食堂車が全廃されてしまったという苦い思い出がよぎる。早急に原因を追究して二度と同じ事故を起さないよう肝に銘じてもらいたいと思う。
 
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本日、先般勝田に甲種回送されました常磐線の新型特急車両E657系の公試が行われました。情報が錯綜していましたが、昨年のEF510-500の公試とほぼ同じ筋にて実施しているようです。
写真は、岩間〜羽鳥間を通過するE657系と石岡〜高浜間を通過するE657系です。

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先日、日立市の電車くんへ行く途中のリサイクルショップにて、KATOの初期ロットスハ44系「つばめ」の「青大将」編成をEF58青大将色と共にゲットしました。
編成は、スハニ、スハ、スロ、マシ、マイテ各1両の5両編成でした。その他は一緒に購入したKATO「マイ38」2両です。このままでは、編成として無理があるため、ネットオークションにてマイクロのスハ44系つばめ青大将6両増結セットを追加で購入して何とかカッコがつきました。
ところが、EF58のナンバープレートをどれにしようかとネットで実際に青大将塗装になった号機を調べたところ、製品のナンバープレートには一つも該当する物がありませんでした。KATO痛恨のミス。まあ、今から30年ぐらい前の初期製品なのでとは思いつつも、ナンバーが1つも一致しないなんてありえないミステイクですね。
今回の試運転のお供は、現実にはありえない設定でC62-2号機スワローエンジェル牽引の茶色の「つばめ」です。
 
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先日「JR東日本パス」のパンフレットを入手しました。
この切符は東日本大震災の復興のため、JR東日本が1日全線乗り放題の切符を発売し、より多くの方に東北に出かけてもらい、震災の影響の少ない地区では、観光などに、甚大な被害の地区には親戚や知人の安否確認や復興支援のために、利用するとお得な切符になっています。
利用期間は(1)6月11日土曜日から6月20日日曜日まで(2)7月9日土曜日から7月18日祝日までで、利用開始日の1ヶ月前から前日までに購入する必要があります。★利用当日分の発売はしていないので注意。★
また、この切符では管内の新幹線を含む特急列車の普通・自由席が乗り降り自由です。また、普通指定席については、はやぶさを含む2回までの利用が出来ます。
その他の会社線では、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行線の全線も利用出来ます。
くわしくは、JR東日本の最寄駅にて・・・
久しぶりに旅に出たくなるような切符が発売されました。「はやぶさ」に乗るもよし、各駅に下車して駅弁三昧もよし、いろいろと使えそうな切符です。
もちろん、土曜日分と日曜日分の2枚購入すれば1泊2日での利用も可能です。最大連続9泊10日まで可能ですが、切符だけで1万円×10日分で10万円になります。笑・・・
 
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5月23日13時27分、一昨日下松を出発したE657系甲種回送列車が石岡~高浜間の大カーブを通過していきました。
どんよりとした曇り空でしたが、かえって逆光にならず水の入った水田にその姿を映す事が出来ました。
牽引機はEF510-510カシオペア色の田端所属の罐です。
機関車側はパンタグラフからの金属粉を避けるためかブルーのカバーが運転席にかけられていましたが、上野方の1号車の運転席は何も張られておらず、その美しい姿がはっきりと撮影できました。
 
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