北海道の普通列車といえば、キハ40系が一番なじみがあるでしょうが、気動車のルーツ的な存在のキハ22系をワンマン改造した700番台と最新鋭気動車キハ201系が入線しました。
すでに電車の731系が入線済みなので、キハ201系とのコラボも楽しみたいと思います。
キハ201系とキハ22-700共に数奇な運命をたどっています。
キハ22系はJR化後、耐寒構造が仇となり、ワンマン化への改造から外されキハ40系へと置き換えが進んでいましたが、不足する閑散区間への車両としてキハ22のワンマン改造が行われ700番台として1995年まで活躍しました。
キハ201系は、キハ22系が引退した2年後、1997年に函館本線の非電化区間(主に小樽以西)のスピードアップと乗換無しで札幌まで直通することを目的として電車の731系との総括運転が出来るようにした超高性能気動車です。しかし、こちらはあまりに高性能な車両となったことから、製造コストがかかりすぎて3両編成4本(12両)のみ製造されました。
★左からキハ22-700、キハ201系、731系電車