2011年10月

 テレビの地デジ化とともにアンプやスピーカーなど音声がらみのグレードアップを進めてきましたが、メインシステムとサブシステムがほぼ固まったので、余剰のオーディオ機器にて第3のシステムを構築すべく、余剰の機器を生かすために近くのリサイクルショップにて中古のアンプとスピーカーを購入して来ました。
アンプはオンキョーのA-812EXという定価4万円の入門機ですが、CDダイレクト入力や50Hz以下をブーストするツインターボ回路など基本的にはしっかりとした設計のようでしたので、「音出ました」の張り紙を信じて1980円にてゲット。
 そしてスピーカーをどうするか色々と考えましたが、大きさ的に設置できるギリギリの大きさということで、1980年代のソニーシステムコンポに付いていたSS-V515AVというスピーカーを500円にてゲットしました。
 しかし、期待以上に音の良かったオンキョーのアンプに比べて、このソニーのスピーカーは本当に世界のソニーが作った製品かと疑いたくなるような品物でした。
 スピーカーのサランネットを外して軽く掃除をしようとしたらな・な・なんとネットと共にプラスチック製の「前張り」まではがれてしまいました。3ウェイの精悍な姿をしていたのにネットを外したら真っ裸の姿に・・・こんなスピーカー今まで見たことありませんよ。
 その昔車のCMで「名ばかりのGTは道を空ける」というキャッチコピーがありましたが、貧弱で低コストのスピーカーにプラスチックのカバーを付けていかにも金がかかった高級なスピーカーを使ってますよ。と言わんばかりの厚化粧というか「詐欺まがい」といわれてもしょうがないようなこのスピーカー皆さんはどう思われますか。
 さすがに音はちゃんと鳴りますので、スピーカーとしての機能は果たしていますが、当時のシスコンが見かけ重視でキラキラ光るFL管のメーターやイルミネーション華やかな時代の製品だったので、一番価格の低い製品には中身になかなか金がかけられず、貧弱に見えるパーツをプラスチックの衣装でごまかすしかなかったのでしょう。当時はこれでも許されたのでしょうが、今だったら大変なことになっていたのではないかと心配しちゃいました。
 
★余剰の機器で組み上げたオーディオ(全体)
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★問題のソニー製スピーカー「SS-V515AV」。
見かけは重厚なダイキャスト製のスピーカーを使っているように見えますが。
 
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★サランネットを外した無残な姿
安いスピーカーがその姿を現しました。音はちゃんと出ますが・・・ちょっぴり「とほほ」な感じです。
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★取り外したサランネット(プラスチック製化粧板付き)の表と裏面
天下のソニーがこんなことをしていたとは、モノマネ製品を大量生産している某国を笑えませんね。
 
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本日は、先般KATOから発売された東京メトロ01系銀座線の試運転を行いました。
実際の01系の模型を見た第一印象は「チッチャイ」でした。
銀座線の軌道は丸の内線と同じ標準軌で、第三軌条集電方式を採用しているため他社路線との直通運転もありません。当時の土木技術やその後の地下鉄の需要も定かではなかったため、建設費を抑えるためにもトンネル断面を小さくしたため、車両自体も小さく全長は16m×6両で屋根にはパンタグラフもクーラーなどないため、実際の大きさよりも小さく見えるのでしょう。
銀座線は、1927年(昭和2年)に浅草 - 上野間(現在は浅草~渋谷間)で営業を開始した日本で最初の地下鉄で、当時は、西洋文化の影響を受けて先端的な若い男女のことを、モダンボーイ・モダンガール(モボ・モガ)と呼ばれた人々が大勢銀座線を利用していたのでしょう。01系は、1984年(昭和59年)に量産車営業運転開始しています。
KATOの01系の走りは、小さいボディーの制約があるにもかかわらず、カトースタンダードでなかなかいい走りでした。
しかし、試運転を終えて車両をケースにしまおうとしたところ、説明書のとおりに「へ」の字にしてカプラーを外そうとしたら、噛み合いがきつかった何両かのカプラーがボディーマウントごと外れてしまいました。
良く見てみると、キハ82系や489系などでは、カプラーを4点のツメでボディに固定しているのに対し、01系では、大きさの制約からか小さいマウントの部品で2箇所のツメで固定していることから外部から力が加わるとすぐにボディから外れてしまうのが難点です。もう少し何とかならない物かと思います。
今回の試運転のお供は、先日の運転会のときにM氏から転属となったC62-17号機。震災で破損し、一部の部品が紛失、通電せず不動とのことでしたが、テンダーの車輪を一皮剥いたらしっかりと走りました。ラッキー!!
 
★実際にはありえない銀座線01系とC62-17の並び
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★高架線を走る姿は渋谷付近の雰囲気が・・・
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★01系のボディマウントのカトー密連カプラー
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★震災の被害から復活したC62-17(KATO東海道形)
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JR東日本E657系の第2番目の編成となるK-2編成が常磐線を甲種回送され勝田へと向かいました。
前回の第1編成の回送では、EF510-500が牽引していましたが、今回は、なんとEF81-95レインボー色(虹罐)の牽引でした。
前回同様に機関車の次位になる10号車の運転席がブルーのシートで保護された状態での回送となりました。
 
★写真は3枚とも常磐線高浜駅構内を通過するE657系甲種回送列車
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「A列車で行こう」(Take the 'A' Train) といえば、 ジャズのスタンダード・ナンバーの一つとして有名です。
もともとは、ニューヨーク市地下鉄のことらしいです。
ところが、このたびJR九州が天草方面の観光列車として、例の水戸岡氏のデザインで気動車を改造して、「A列車」という観光用の特急列車を作ったということです。
すでに「ゆふいんの森」など観光地を目指すジョイフルトレインなどありましたが、今回は車内にバーカウンターまで作ってしまい、さながらバーボンを飲みながら列車に乗れるという嗜好でしょうか。
詳細は下記の記事を参照下さい。
 
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