2014年10月

 北海道「一日散歩きっぷの旅2014」もいよいよ大詰めとなってきました。
 ふり返れば、10月18日午前6時59分札幌発の札沼線各駅停車石狩当別行きから始まって、新十津川駅では保育園児たちの歓迎を受け、折り返して札幌では根室のB級グルメエスカロップを食べ、ついに夕張までやってきました。
 夕張での滞在時間は数分間でしたが、夕闇が刻一刻とこの街を支配していく姿を目に焼き付けて再び札幌へ向けて出発します。
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 夕張から乗車したキハ40は千歳から乗車した列車の折返しでしたが、夕張に来るときとは違って、帰りは下り勾配となるため、軽やかな足取りで一路新夕張を目指します。
 途中駅の鹿ノ谷や清水沢、沼ノ沢では夕張から乗った地元の乗客がひとり、またひとりと降りて行き新夕張に到着したときには、終点まで乗っていくと思われる乗客だけになりました。
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 新夕張を過ぎた頃には夕闇の薄明かりも無くなり、時折線路沿いの街灯が見えるだけとなりました。
 室蘭本線との接続駅である追分では何人かの乗客が乗ってきました。
 この追分では30分近い運転停車でしたが、この時間帯は夕方のラッシュらしく、室蘭本線の岩見沢行きと下りの夕張行きも到着し、閑散としていた駅の構内は一時の賑わいとなりました。
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 乗換駅となる次の南千歳の手前にある信号所でまたもや特急に追い越され、やっとの思いで南千歳に到着しました。
 千歳行きの列車を降りて見送り、札幌行きの快速エアポートに乗るため隣のホームへと移りました。
 最後の列車は快速でもあり、快適な速度であっという間に札幌に到着しました。
 札幌には19時10分過ぎに到着ということで、朝からほぼ12時間の「一日散歩きっぷ」の旅が終わりました。
 札幌駅前のデパートでお弁当を買って今回旅の最後の晩餐となりました。
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 次回はこの旅の最終日、スカイマークで茨城へ帰ります。
 
 
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 札幌駅の丸海屋さんでエスカロップを食べていよいよ北海道「一日散歩きっぷの旅2014」も後半戦に突入します。
 札幌発13:25の快速エアポートにて千歳まで向かい、千歳から石勝線夕張行きのワンマンカーを待ちます。
 石勝線は札幌から帯広、釧路、網走などの各方面に多くの特急列車が運転されていますが、各駅停車の本数は少なく、新夕張から新得までは特急しか走っていない区間となります。
 そのかわり、この区間で途中下車しない限りは乗車券だけで特急にのれるという特例も設けられています。
 さて、千歳発14:28発の夕張行き普通列車はこの駅で夕張発の列車が折返し運転となります。
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 道内のローカル線では定番のキハ40系単行のワンマンカーです。
 発車まで時間があったので、駅の売店で缶コーヒーを買いました。
 何やら見慣れないデザインですが、現在北海道キオスクがキャンペーンで1缶税込80円という特別価格で販売していました。
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 4月の消費税増税以降北海道でも景気の低迷が続いているのでしょうか?街中の飲食店などでも大手のチェーン店は別としてローカルの店では価格の据え置きが多かったように思います。
 また、駅近くのコカコーラ自販機ではキャンペーン価格でしたが、1本130円の缶コーヒーが100円で売られているところもあり、アベノミクスは本当に効いているのか疑問になりました。
 定刻に千歳駅を出発した列車は千歳線の高架を一路南千歳へ向かいます。
 南千歳は新千歳空港になるまでは、千歳空港の玄関口でした。その後新千歳空港の開業により、新たに地下に新駅が建設されて現在に至っています。
 今では、空港から道東方面への列車の乗換駅となっていますが、現実的にはレンタカーやツアーバスの利用が多く、この駅で乗換える人は人はそれほど多くないようです。
 南千歳から先は私の未知の世界となります。
 時刻表の地図では次の追分駅までは一区間なのですが、30分近くかかるようです。
 トンネルを抜けて停止した列車は列車交換のため、10分ぐらい信号所で停車となりました。
 この調子では自転車のほうが早く着くのではないかと心配になりますが、回りの景色を見れば列車でなければとても走れないような原生林に囲まれているのです。
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 おとなしく、のんびりと旅を進めます。
 最初の停車駅追分駅は苫小牧~岩見沢間の室蘭本線との接続駅ですが、長く伸びた広い直線の構内とは裏腹に、ぽつんと1両だけのディーゼルカーが止まっている風景は寂しいものがあります。
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 この追分駅でも長時間の運転停車があり、後続の特急列車に道を譲ります。
 都会ならば、特急の発車後に普通列車を運転してなるべく追越しやすれ違いを少なくするものですが、そもそも列車の本数が少ないためか、そのような配慮はまったくなく、特急は長距離を急ぐ人用、各駅停車は地元の通勤・通学・通院用といった棲み分けが進んでいるのでしょうね。
 やっと、追分を出た列車は次の駅、東追分でまた列車交換のための運転停車をしました。

 人の乗降りはまったく無く、まるで列車交換のために駅があるようです。
 事実、道内の駅では列車交換のための施設だった信号所から駅になったという例が多くあるようです。
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 某テレビ局の秘境駅の企画なら数年間は使えそうなくらい北海道には人気の無い駅がありますからね。
 紅葉が進んでいる周辺の景色に混ざって風景を眺めていると、新夕張から夕張支線に入りました。
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 炭鉱の街という面影は新夕張まではあまりなく、目立つのは「夕張メロン」の看板やビニールハウスばかりでしたが、この夕張支線に入ると、炭鉱住宅の跡やぼた山なども見えてきて、炭鉱の街らしくなってきました。
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 ただ、駅前に並んでいる商店のシャッターは閉ざされたままで、街の活気は感じられませんでした。
 市が財政破綻したという事もあるのでしょうが、地方の過疎化が進んでいる中、夕張市もその一つなのでしょう。
 夕暮れの夕張駅にほぼ定刻に到着しました。
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 おしゃれな夕張の駅舎ですが、実は隣にあるスキー場(夏場は温泉施設)の利便性を良くする為に実際は数百メートル先にあった駅を移設したそうです。
 この施設を利用する方には都合が良くても、いままで夕張から利用していた乗客は数百メートル余計に移動しなければならなくなったそうで、どうしてそうなったのか疑問です。
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 次回は、「一日散歩きっぷの旅」もフィナーレとなります。お楽しみに・・・
 
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 先日の北海道旅行で、私的には毎年恒例となっている札幌駅パセオにある丸海屋さんで根室のご当地グルメ「エスカロップ」を食べてきました。
 今回は、JR北海道で発行しているトクトク切符「一日散歩きっぷ」を使って札沼線の新十津川と石勝線の夕張駅を訪問することになっており、その途中にランチタイムを設定してエスカロップを食べるスケジュールにしました。
 早朝から札幌を出発して新十津川から札幌に昼過ぎに戻り早速、駅構内のパセオにある丸海屋さんへ・・・
 この場所は東改札から桑園方面に歩いてヨドバシカメラへ行く交差点の手前にあります。
 ランチタイムは結構混雑していましたが、とりあえず無料のランチコーヒーで一息つきます。
 しばらくすると注文した「エスカロップ」が登場です。
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 ここ数年、毎年札幌に来たときにはここで食べていますので、約一年ぶりのご対面です。
 エスカロップは基本的には、ピラフにトンカツを乗せてその上にデミグラスソースをかけて食べるのですが、店によりいろいろとアレンジがあるようです。
 この丸海屋さんでは基本的に正統派のようです。
 サラダが同じ皿に乗っているので、ワンディシュで食べやすいのも良いですね。
 それからスープも付いてきます。お値段は880円でした。
 今年も美味しくいただきました。
 さて、これから夕張に向けて出発です。
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丸海屋 パセオ店 (まるみや)
JR札幌駅パセオ西出口 徒歩2分 ヨドバシカメラ向かい
昼 11:00~15:00(L.O.14:30) ランチ営業
夜 16:30~翌5:00(L.O.4:00) 居酒屋営業
011-213-5454
全面喫煙可(昼は禁煙)
 
 
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 10月18日、日曜日。北海道は晴天に恵まれています。
 ここ新十津川町は、明治22年8月に奈良県吉野郡十津川集落を襲った豪雨により家を失った600戸の住人が新天地を求めて北海道のこの地に移住したのが始まりということです。
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 先般の台風でまた奈良県の十津川村が災害に見舞われたときも町をあげてルーツである十津川村への支援をしたことがテレビなどでも放送され話題となりました。
 北海道には新十津川のほかにも開拓で移住してきた人々が付けた地名があります。
 大きな市では札幌近郊の「北広島市」も広島県人による開拓地だったらつけられたようです。
 また伊達紋別は先代の伊達藩出身の開拓者の街だったことから地名が歴史を物語っているのが良くわかります。
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 早朝の列車で札沼線の終着駅「新十津川」駅に到着し、折返しまでの短い時間を過ごすと、駅でお出迎えをしてくれた保育園の園児たちが今度は太鼓や踊りでお見送りをしてくれました。
 石狩当別から乗ってきたキハ40は、ゆっくりと石狩当別へ向けて出発しました。
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 札沼線の電化区間となる北海道医療大学駅で接続する札幌行きの普通電車に乗り換えて、一路札幌へと戻ります。

 次回は石勝線夕張駅に向かいます。
 
 
 
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 今年の北海道旅行も二日目、いよいよローカル線の旅が始まります。
 ホテルを6時に出発。
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 札幌駅にて6:59発の石狩当別行きの普通列車を待ちます。
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 本日の最初の目的地は、札沼線(学園都市線)の新十津川駅です。
 現在は、行き止まりのローカル線となっていますが、もともとは、札幌と留萌本線の石狩沼田駅を結ぶ路線でしたが、現在は石狩沼田から新十津川間が廃止されたため、ローカル盲腸線となっています。
 そもそも、この路線を地図で見ると平行して北海道の大動脈である函館本線が走っているのですが、その函館本線との間には「石狩川」が流れているのでかつての常磐線と東北本線のようなバイパス的な関係なのかと思いましたが、札沼線のほうは戦時中に一時的に一部の区間で休止するなどその格差はもともと大きかったようです。
 開業当時から現在までも、都市化が進んでいる石狩当別までの区間とそれ以北では列車の運行本数も桁違いに
なっていて、石狩当別から終点の新十津川間は3往復しか運転されていません。(区間運転は除く)
 定刻に札幌を発車した石狩当別行きの列車は桑園までは函館本線を走り、その後札沼線へ入ります。
 右手にJRAの札幌競馬場を見ながら、大都市札幌を北上していきます。
 あいの里公園駅あたりから車窓の景色は一変して、建物がまばらになり、線路脇には熊笹や白樺の木が見えてきます。
 始めの列車の終点「石狩当別」で「新十津川」行きの列車に乗り換えます。
 北海道のローカル線の主キハ40系の単行列車です。この次の駅は北海道医療大学駅ですが、IC乗車券はこの駅まで利用可能で、その先は完全なローカル線となります。
 周りの風景は紅葉の進んだ木々が生い茂り、平行して走っている国道が無ければ、人気も感じないほど閑散とした風景が続きます。
 北海道といえば、牧草のある広い牧場に牛の姿が浮かんできますが、この石狩平野一帯は道内でも米の大生産地となっているので、線路脇の農地もほとんどが田んぼで、稲刈りの終わったばかりの様子でした。
 石狩月形駅では数少ない列車同士の交換のため、20分ほど停車しました。
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 列車交換を終えて出発した列車は終点の新十津川に向けて走り出します。
 数駅ほど走った時に駅を出た列車が突然ノロノロ運転となり、警笛を何度も鳴らしていました。
 何事かと乗客が運転席の方をのぞきこみのましたがしばらくするとノッチを上げで加速しました。
 直ぐに通り過ぎた踏み切り付近を見たときに、通過した列車を眺めるように「キタキツネ」らしき動物がいるのを観ました。
 犬でないことは明らかでした。やっぱり北の台地ですね。自然がいっぱい・・・・
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 しかし、熊ではなくて良かったです。
 石狩当別を出て約1時間45分かけて終着駅の新十津川に到着しました。
 駅舎とホームの間には近くの保育園の園児たちが赤いハッピ姿で太鼓をたたいて乗客を迎えてくれました。
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 担当の先生に聞くと休みの日に列車が来るたびにお出迎えをしているのだそうです。
 終着駅ならではの感動もののお出迎えでした。
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 次回に続きます。・・・・
 
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