2015年06月

 石岡市では、旧八郷町との合併10周年を記念して市の広報誌の表紙に使われている原画展(石岡の街並みの水彩画)を6月19日まで開催している。
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 普段はあまり気にせずに通り過ぎてしまう街の風景もこのような形で展示されると改めて街の魅力がクローズアップされるものです。
 開催場所は石岡市内の2箇所で同時開催されています。下記参照・・・

開催場所・日時  旧近清書店(石岡市国府3-2-4)
            6月8日(月)~6月19日(金)午前9時~午後4時
  
           まちかど情報センター(石岡市国府3-1-16)
           6月8日(月)~6月19日(金)午前10時~午後8時 木曜休館


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 先日、家の洗濯機が故障して買い替えをしました。
 これまで9年ほど使用していましたが、タイマーのゼンマイが故障してスイッチがうまく入らなくなってしまいました。
 洗濯機のゼンマイっていわれそうですが、我が家では全自動ではなく二層式といわれるオールドタイプの洗濯機を今でも使っています。
 知り合いの電気屋さんに依頼してタイマーの修理をお願いしましたが、メーカーに部品の在庫が無く修理不能ということで、やむなく新品に買い替えをしました。
 法律では、電化製品の製造が終了してから一定の期間修理用の部品は補完する義務があるのですが、今回はその期間を超えていたことに加え、製造していた某国内の家電メーカーそのものが消滅していたことも影響していたようです。
 その後、私の部屋で使っている窓用のエアコンが冷えなくなってしまい、こちらはネット経由で格安のモノを購入しました。
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 こちらのエアコンは13年ほど使用していましたが、以前に比べて洗濯機にしてもエアコンにしても耐久性がなくなってきたような気がします。
 今回故障した家電品は2000年以降に購入したものですが、それ以前1990年代頃までに購入した冷蔵庫や電子レンジなどはまったく故障知らずで元気に動いています。
 家電品に限らず、自動車やバイクなども最近のものは燃費や消費電力は少なく経済的になったものの、今まで金属で出来ていた部品がやたらプラスチックになっていたりしていかにも造りがちゃちになってきた様に思います。
 これらの品物は俗に耐久消費財といわれるものです。
 耐久消費財とは一体何でしょうか?
 一般には、耐久消費財とは、1年以上長く、継続的に使われる消費財を指します。
 耐久消費財の例としては、自動車、家電製品、パソコン、携帯電話、ピアノなどの楽器、家具などが挙げられます。
 実際にはパソコンや携帯電話などは機械的に動かなくなる前にその他の理由で買い替えを余儀なくされていますが、それ以外のモノは修理や点検をすることで10年以上は余裕で使用できるものばかりです。
 しかし、今回買い替えをした家電品の洗濯機やエアコンには「長期使用製品安全表示制度」の対象となっているということで、取扱説明書に「この製品の使用期限は××年です」というように安全に使用できる限界がはっきりと記載されています。
 この制度は平成21年4月から施行されたもので、経済産業省が指導しているようです。
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 長期使用製品安全表示制度の対象製品
・扇風機 ・電気洗濯機(洗濯乾燥機は除く。) ・換気扇 ・電気冷房機(エアコン) ・ブラウン管テレビ
 設計上の標準使用期間とは・・・
・電気用品安全法に基づき、標準使用条件の下で使用した場合に経年劣化により安全上支障なく使用することができるとして設計上設定されたものです。

 昔の家電品にはこのような基準は無く大切に使用すれば10-20年モノによっては30-40年も使用できるものがありましたが、今後はそのような長期的に使用できる製品は限られてしまうということでしょうか?
 自動車税の13年以上使用した車の割増課税についても大切に長く使っているのに増税してしまうというのは「エコの時代」に逆行する行為だと思いますが、国がこのように耐久消費財の寿命を明記させて買い替えを促すというのはいかがなものかと思います。
 メーカーからたくさん政治資金をもらっているからなのでしょうか?
 まあ、表向きには製品の劣化でおこる事故を事前に防ぐという名目ですが、古いものを大切にする精神ももっと大切にしてもらいたいものです。
 この国には、本来の耐久消費財は存在しなくなってしまうのではないでしょうか・・・


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