2015年10月

 今回は、前回のSONY製ラジカセCF-1160に続き、やはりオークションにて入手したステレオラジカセCFS-7です。
 このラジカセは1981年のグッドデザイン賞を受賞した製品です。

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 CF-1160同様つや消しブラックの渋いボディですが、このほかにもシルバーやブルーなどの色もあったみたいです。
 CFS-7を語る上で兄貴分であるCFS-10を語る必要があるようですが、こちらはネットでもいろいろな方が書いているようですので興味のある方は検索してみて下さい。
 このラジカセを手に入れたときは大分埃まみれで電源を入れるまで作動するかどうか半信半疑でしたが、いざ電源を入れてラジオ放送を聴いてみると、小型のボディからとは思えないほどしっかりとした音が出てきました。
 加えてうれしい誤算はカセットがちゃんと再生できたことです。

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 最低限ベルト交換は覚悟していましたが、古いカセットに有りがちな音のふらつきも少なく、聴取に十分耐えうる音でした。
 この時期の小型ステレオタイプのラジカセはサンヨーのU4シリーズが有名ですが、後発のSONYとしては機能面でも音でも凌駕できる商品だと思います。
 さすがにサイズ的に低音は貧弱ですが、中高音はソニーらしくメリハリがある音です。
 特にAM放送については当時のラジオシリーズで定評のあった「ザ・感度」シリーズの技術も使われているようで、本体脇にはAMの感度切替やISS切替のスイッチまで付いており、ノイズの少ない高感度の受信が可能です。

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 FM放送についてもステレオ受信は当然ながら当時のテレビ音声(1~3チャンネル)受信が可能なワイドバンドなので、今話題のAM放送のFM波サイマルキャスト放送も楽しめます。
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 このCFS-7も見かけによらず重量はずっしりと重く、音質重視の設計となっています。さらに、小型のラジカセに似合わず拡張性も豊富で、外部マイク入力、外部スピーカー出力、ライン入・出力、そして標準サイズのヘッドホン端子は2系統準備されています。

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 これだけの端子がこの小さなボディーについているとは驚きです。
 今どきのミニコンポ(アイパッドのドックなど)真っ青の内容です。
 まあ、デジタルだとUSBあれば何でも繋げますが・・・
 いずれにしても、このCFS-7も前回のCF-1160などとともに黄金期のSONYを代表する製品のひとつといって過言ではないでしょう。



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 先日、ネットの某オークションにて落札したSONY製ラジカセCF-1160です。
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 名機として知られるCF-1150の後継モデルで、キャリングベルトが金属製のハンドルになり、キューマーカーの機能が追加されています。

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 資料によると昭和51年(1976年)1月21日発売となっています。

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 今からざっと40年前の製品になります。
 大きさは、写真でもわかるように幅と高さがカセットテープ約2個分とコンパクトです。
 しかし、この当時のSONY製品らしく、手抜きは一切ありません。
 この小ささなのに重さは2.3kgもあります。

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 手で持つとまさに「ずっしり」とした重量感を感じることが出来ます。
 また、機能的にもラジカセとしての基本的な機能に加えて、ウォークマンなどの携帯型カセットプレーヤーが装備していたアンチローリングメカも内蔵しており、持ち運びながら聞いても音がふらつかないと言う機能も内蔵していました。
 ソニーのお家芸ともいえる「軽薄短小」のうち重さだけは重たい製品ですが、その重さがかえって小型スピーカーの貧弱な音質を少しでも改善している思われますし、何よりもこの重さが、当時の定価39800円の裏付けとなっているのでしょう。
 ちなみに当時の大卒初任給はやっと10万円のラインに届く水準でしたから、この価格が小型のラジカセとしてはいかに高価な商品だったかを物語っています。
 残念ながら、カセットについては、現在ベルトが伸びきっているため不動ですが、開腹して何とか復活しようと考えましたが、小型がゆえに中身はラッシュアワーの車内なみの密集した回路配置となっていて、おいそれと分解してベルト交換とは行かないことがわかりました。

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 また、アンチローリングメカが付いているので単純にモーターからフライホイールへのベルトを交換するというわけには行かないことも分かりました。
 当面は、ラジオ専用機として活躍してもらいます。
 それにしてもこのラジカセの塗装はつや消しのブラックでなかなか渋いです。

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 いつ見ても昭和50年代から60年代にかけてのソニー製品の完成度の高さは他のメーカーを寄せ付けない魅力がありますね。


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 最近話題になっているAM放送のFM波でのサイマル放送ですが、この放送を聴くためには、基本的に昭和の終わり頃から地デジ放送開始までの間に発売されたFMワイドバンドまたはアナログTV音声受信可能なラジオ&ラジカセか、最近発売となったワイドFM対応のラジオが必要です。
 しかし、東京のラジオキー局であるTBSラジオや文化放送はFM波での放送がそれぞれ90.5Mhz、91.6Mhzと比較的低い周波数を使っているので、本来なら90.0Mhzまでしか受信できないはずの古いラジオやラジカセでも受信周波数のずれを利用して聞こえてしまうことがあります。
 当然デジタル放送とかではなく一般的なアナログのFM放送なので、受信周波数がラジオなどの受信機の周波数の範囲と一致すれば聞こえるのです。
 最近のICチップを使ったシンセサイザー式(デジタル表示)のラジオではほとんど可能性が無いかもしれませんが、古いラジオの場合、そのほとんどがアナログ回路を使ってバリコンというパーツを使って受信する周波数を決めています。
 ある意味、良い意味で大雑把なつくりになっています。
 また、品物によっては、海外への輸出用のパーツと共有していて、周波数のメモリと受信範囲の調整をして国内向けと輸出向けに作り分けているものもあったかもしれません。
 ちなみにアメリカなどへの輸出用ラジオのFM周波数は国内向けの90.0Mhzまでではなく、ワイドFMなどと同じように100Mhz以上の周波数でも放送されているので、それに合わせて作られています。
 ですから、もしかしたらあなたの自宅に眠っている古いラジオで周波数のメモリが90.0Mhzまでしか書かれていないものでも、誤差の範囲を利用して90.5MhzのTBSのFM放送ぐらいなら受信が出来るかもしれません。
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 現在は、試験放送期間なので、特定の時間帯に音楽などを流しているだけですが、年末にはAM放送と同じ内容でクリアな音で放送が聞けるかもしれません。
 私の家にあるSONY/TFM-9510という大きなホームラジオで実験したところ、90.5MhzのTBSと91.6Mhzの文化放送の試験放送をしっかりと受信することが出来ました。
 あなたも一度古いラジオで試してみてはいかがでしょうか?

※この記事の内容はあくまでアナログ式のラジオの受信周波数の誤差を利用してワイドFM放送を受信することが出来る可能性があることを実験したものであり、必ず受信できるかどうかを保障したものではありません。
 また、この実験を試してお宅のラジオに何らかの不具合が生じても当方では一切の責任は負いませんので、あくまで自己責任において実験をして下さい。

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 先日、所ジョージの番組にて海外で人気の100円ショップ製品というお題で放送されていました。
 この中で、袋入り即席ラーメンを電子レンジで調理する専用の容器(鍋・ドンブリ兼用)が100円ショップで販売されているのを知り、早速近くの百均にて購入しました。

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 大阪市にあるサナダ精工株式会社というところで製造されているもので、日本製です。

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 ホームページには「参考上代」として230円との記述がありました。
 定価230円の品物が100円で売っていたということになりますね。
 百均で売っている品物はすべて100円で買えるものという常識がまかり通っている現在では、230円という定価は???ですが、デフレ経済に陥る前ならこの値段でも売れたのでしょうね。
 ただ、日本製であることは食べ物を調理する容器なので某超大国製よりも安心して使えると思います。
 取扱説明を読むと、水からの調理とお湯を掛けての調理では電子レンジでの加熱時間がかなり違うので、今回は野菜などの準備している間にお湯を沸かしておき、調理時間の短縮をすることにしました。

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 我が家の電子レンジは30年ほど前の旧式ですが、一度も故障したことが無い丈夫さがとりえの500Wです。
 お湯を掛けて通常の加熱時間である3分にプラス30秒で出来るということです。
 また、今回のようにモヤシ等の野菜を入れたときにはその分余計に加熱するということです。

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 まずは、よく洗った容器に細かく切った野菜とモヤシをいれ、その上に袋入り即席めんを乗せます。

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 スープは加熱が終わってから掛けるので保存しておきます。
 調理法に従い、お湯500ccを注いで、電子レンジで調理時間3分にプラス30秒プラス野菜の加熱分として1分、合計4分30秒の設定で加熱してみました。

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 出来上がりは麺が四角いままなので粉のスープを掛けて箸でほぐして出来上がりです。
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 最後にハムをトッピングして食します。

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 麺や野菜などの固さはまずまず、味も普通に鍋で調理したものとそん色ないと思います。
 普段、モヤシや野菜は麺をゆでる鍋とは別にフライパンを使って油で炒めているので、炒めていない分アッサリとした味になりますので、コクがほしいときにはゴマラー油などを少しかけると良いかもしれません。
 ヘルシーなのでこのままでももちろんオーケーです。
 鍋やドンブリを洗う必要も無く、物ぐさな私にはピッタリかもしれません。


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 昨日は出張で稲敷市に行って来ました。
 この辺りはチェーン店のレストランが少ないのでランチには久しぶりのココスにしました。
 旧江戸崎の市街地を走る県道49号線沿いを美浦方面に向かうと茨城県江戸崎総合事務所の反対側にココスがあります。
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 昼ちょっと前でしたが、女性客を中心に半分近い席が埋まっていました。
 月曜日ということで日替わりランチ(ハンバーグとコロッケ)を注文しました。
 最近は、なぜか日替わりランチのメインがチキンになることが多く、チキンアレルギーの私としては肩身が狭い思いがします。
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 しばらく待つとおいしそうなランチが到着。
 久しぶりの日替わりランチを楽しみました。

ココス江戸崎店
住所・・・・茨城県稲敷市江戸崎甲543-1
電話番号・・029-840-5071
アクセス・・県道49号線
営業時間
 平 日 10:00~深夜2:00
 土曜日 10:00~深夜2:00
 日祭日 10:00~深夜2:00


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