2016年01月

 先日の神戸旅行から帰って、地元の駅でSuicaのチャージをしようとしたところ、駅の券売機に私のカードを入れたところ「このカードはご使用できません」との表示がされました。
 まさかと思いつつ、何度か試してみましたが、状況は変わらず。
 隣の券売機でも試しましたがやっぱりダメでした。
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 仕方なく、駅のみどりの窓口に言って状況を説明すると、係員が私のSuicaをなにやら機械出にかざして調べたところ、ICチップの障害ということでした。
 窓口でSuica利用停止の処理がされ、利用停止通知書という切符のようなものを渡されました。
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 実は、私が利用しているSuicaは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードと一緒になっているもので、駅での再発行手続きは出来ないということでした
 一般的なJR東日本発行のカードならば、別のカードに現在のデータを移行して再発行となるみたいですが、クレジットカードやキャッシュカードなどとの抱き合わせのカードについては、その発行元での再発行となるということで、郵便局の窓口へ行くこととなりました。
 しかし、ゆうちょ銀行のキャッシュカード機能はまったく異常なく使えているのになぜSuicaだけ障害が出てしまったのか不思議でしたが、先般の旅行の時、空港での手荷物検査の時に影響を受けてしまったようです。
 滅多に無いことらしいですが、まれに空港の手荷物検査のX線検査機等によってデータが読み取り不能になってしまうことがあるとのことでした。
 その後、カードを発行(口座開設)してもらった郵便局にこのカードと駅で発行された通知書を持って行くと窓口には「実習中」という名札を付けた担当者がいて、手続きについて調べますからといわれ、数分間ベテランと見られる職員と話しながら電話でどこかに問い合わせをしているようでした。
 しばらくして、カード再発行の手続きをするための書類を渡されましたが、ここで、Suicaの番号が今と変わってしまいますが大丈夫ですか?と聞かれました。こちらとしては、すでにチャージされている残高がちゃんと新しいSuicaに移行されるのかどうかとか、Suicaのポイントについてはどうなるのかなど問題点がいろいろとありましたが、ここは郵便局なのでSuicaの質問をしたところで、明確な回答は得られるはずも無く、とりあえずカードの再発行後にSuicaの残高などを確認して問題があれば駅の窓口に問い合わせするということで、とりあえず再発行の手続きをしました。
 ただ、この時通帳と届出印を持っていなかったので、家に戻って必要なものを持参して手続きを進めました。
 このカードを作ったときには、2枚のカードが1枚にまとまり、しかもSuica発行時にかかるデポジット料金がかからないという良い点がありましたが、いざ今回のようなトラブルが発生すると、窓口が2ヵ所になってなって手続きもいろいろと複雑になってしまうことを思い知りました。
 まさに「Wの悲劇」です。昔から「二兎を追うもの一兎を得ず」ということわざがありますが、便利なものには裏があるといったところでしょうか?
 新しいカードが届くまでは昔ながらの現金決済生活となりそうです。



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 神戸旅行もいよいよ最終日の後半戦です。
 この日は、朝からポートタワー、海洋博物館、カワサキワールドを見学してきました。
 一路、神戸市交通局・地下鉄海岸線のみなと元町駅へ戻り、再び新長田行きの電車に乗ります。
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 終点の新長田で下車。
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 ここ長田地区は阪神大震災時に多くの家が地震やその後の火災により消失したところでもあります。
 そんな長田地区の一角に巨大な鉄人28号のモニュメントがあります。
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 地元出身の漫画家横山光輝先生の偉業をたたえて作られたもので、「KOBE鉄人PROJECT」として活動しているようです。
 ゆくゆくは、寄付などを募り記念館を設立するという計画のようです。
 さて、新長田では、地下鉄海岸線から山手線に乗り換えてフリー区間の最北となる新神戸まで往復し、またまた新長田で海岸線に戻って和田岬駅に向かいます。
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 和田岬といえば、鉄道ファンには有名な場所で、昔はディーゼル機関車が客車を引いて通勤客を運んでいましたが、その客車の出入り口が片側にしかないという特殊な車両(オハ64)を使っていたことで知られています。
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 和田岬線は、山陽本線の支線として扱われていて、兵庫駅から分岐して和田岬駅までの盲腸線ですが、実は黒字路線みたいです。
 地下鉄の和田岬駅が出来てからも1日1万人ぐらいの利用客がいるということですが、地元では和田岬線の存続・廃止で論議があるようです。
 和田岬線の途中に運河があり現在は鉄橋で渡っていますが、船の往来に支障があるというのが原因のようです。
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 和田岬線に乗るなら今のうちに行っておいた方が良いかも知れませんね。
  ちなみにJR和田岬駅舎のあった場所は現在ファミリーマートになっています。
 和田岬駅を後にして再び地下鉄海岸線で旧居留地・大丸前まで乗車し、神戸市博物館へ立ち寄ります。
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 こちらも館内は撮影禁止ということでした。旧外国人居留地にあるので博物館の建物も古い洋風建築になっています。
 そろそろ帰りの飛行機の時間が迫ってきたので、三宮駅まで歩いてポートライナーで神戸空港へ急ぎます。
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 大寒波の栄起用で九州地方からの便が軒並み欠航となっていました。
 幸い茨城行きの飛行機は、那覇からの経由便でしたので定刻より30分ほど遅れて夜景の綺麗な神戸の夜を飛び立ちました。
 おしまい・・・



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 神戸旅行最終日の中盤戦・・・
 ポートタワーを後にし、お隣にあるカワサキ・ワールドへ移動します。
 屋外には超電導電磁推進船「ヤマト1」やテクノスーパーライナー「疾風」など川崎重工製の未来的な実験船が展示されています。
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 この博物館、実は「神戸海洋博物館」とカワサキ・ワールドが併設されています。
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 入場は海洋博物館からとなりますが、こちらのエリアは原則として写真の撮影は禁止されていますのでご注意を。
 海洋博物館には港町神戸の歴史や船の歴史さしてマニアには垂涎の帆船模型や世界の豪華客船の大型模型などが多数展示されており、気分はもうクルーズ船の旅をしているようになります。
さ て、海洋博物館の展示を一通り終えると、片隅に「カワサキ・ワールド」への入口が見えます。
 こちらは、基本的に川崎重工の歴史や製品の展示がされているので写真撮影もOKです。
 入ってすぐカワサキの歴史ゾーンがあり、創業からの歴史や製造されたモノが模型で展示されています。
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 鉄ちゃんとしては、川崎重工で製造されたSLや新幹線車両などのほか、航空自衛隊のブルーインパルスが使用しているT-4練習機などの模型も展示されていました。
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 一通りの歴史を学んだ後は「陸のソーン」「海のゾーン」「空のゾーン」に分かれた展示がられます。
 陸のゾーンでは初代新幹線0系の先頭車1/2部分が展示され、運転席にも入ることができます。
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 また、バイクファンにはカワサキ製の歴代の名車が多数展示されています。
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 海のゾーンでは、実物の水上バイクの展示がされていますが、海洋博物館に多くの船が展示されているのでこちらでは船関係は少なめの展示のように感じました。
 空のゾーンでは大型ヘリコプターの実物が展示され客席内に入ることができます。 
 そのほか、小型飛行機のフライトシュミレーターやHOゲージの鉄道模型が運転できるジオラマ、鉄道の運転シュミレーターもあり、大人も子供も楽しめるようになっています。
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 館内では、カワサキワールド限定のお土産を販売している売店もありました。
 博物館の外に出て、ポートタワーを見ながら昨日買っておいたパンでランチタイムを過し、次は新長田にある鉄人28号のモニュメントを見に移動します。
 鉄人28号については、次回のお楽しみ・・・


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 神戸旅行最後の夜。
 ホテルから見える神戸の夜景です。
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 2日目の山陽電車の旅は、三宮~垂水・舞子間の一日乗車券「垂水・舞子1dayチケット・三宮版」800円を利用しました。
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 最終日に利用した「スルットKANSAI神戸エリア版」950円だと山陽電車の区間が別料金となってしまうので、こちらのきっぷを利用しました。
 さて、最終日の行程は「スルットKANSAI神戸エリア版」を利用して、ポートタワー、新幹線0系が展示されているカワサキ・ワールド、新長田の鉄人28号、そしてJR和田岬駅訪問と盛りだくさんの内容を企画しました。
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 ホテルを9時過ぎに出て、三宮駅にて「スルットKANSAI神戸エリア版」950円を購入、神戸市役所方面へ徒歩で移動。
 神戸市交通局地下鉄海岸線の起点となる三宮・花時計前駅へ・・・
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 新長田行きの電車に乗り、2駅先のみなと元町で下車、徒歩でポートタワーへ向かいますが、折からの寒波のため、冷たい海風が吹き付けます。
 寒い寒い・・・
 ポートタワーにてカワサキ・ワールドとの共通入場券を購入します。
 料金は1000円ですが、「スルットKANSAI神戸エリア版」に付いてくる「神戸街遊券」700円分を使えば、300円の追加料金でポートタワーとカワサキ・ワールドの両方に入場できます。
 考えてみるとこのチケットとってもお得なチケットであることが分かりますね。
 ただし、電車のフリー区間は意外と狭いので、神戸市交通局の地下鉄区間を上手に使って周遊して最後はポートライナーで神戸空港まで行くと、交通費はほとんどかからなくなる計算になります。
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 チケットの話が長くなりましたが、早速ポートタワーへと昇ります。
 絶対的な高さは108mで、さほど高いタワーではありませんが、何と言っても昭和38年生まれで私と同級生ということと、あのウルトラセブンでは、キングジョーとの壮絶な戦いをした場所として有名ですからはずせませんね。
 今回初めて知ったことですが、タワーの内側の部分が地上で4階、タワー上部で5階建ての構造になっていることでした。
 より多くの方が昇れるように配慮されていたようです。
 今となっては日曜日にもかかわらず、タワーにいたお客さんの少なさに多少の寂しさが・・・
 この日の神戸市内の天気は最高で、タワーから神戸港や神戸市内の景色が一望できました。
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 有名な「錨のマーク」と「神戸市のマーク」が描かれた山もハッキリと分かりました。
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*次回は、カワサキ・ワールドのご案内を予定しています。お楽しみに・・・


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 2016年1月22日から2泊3日の神戸の旅
 今回は、35年ぶりの奇跡の再会後。山陽電車沿線の観光地を巡りました。
 神戸といえば、異人館や南京町そしてポートタワーなど観光地はたくさんありますが、神戸市の中心市街地から少し離れた山陽電車沿線の須磨地区にもいろいろな名所があります。
 まずは、滝の茶屋駅から阪神梅田行きの電車に乗り、須磨寺駅で下車します。
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 駅から門前町の商店街が並ぶ道を山側に10分ほど歩くと須磨寺に到着します。
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 このお寺は、真言宗須磨寺派の大本山で本尊の聖観世音菩薩をはじめ、無官の太夫・平敦盛の首塚や、敦盛首洗いの池、義経腰掛けの松など、源平ゆかりの史蹟が多く見られます。
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 このお寺に併設された須磨寺公園の池を見ながらさらに山側へ移動すると、須磨離宮公園に到着します。
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 須磨寺からは徒歩で15分から20分ですが、比較的急な上り坂が続くので、休憩しながらの移動をお勧めします。
 私も50歳を過ぎた体なので須磨離宮公園に到着する頃には足が棒のようになっていました。
 須磨離宮公園は、緑豊かな広大な敷地、眼前に広がる大阪湾の青い海、四季折々の花々が楽しめます。
 今回は真冬だったので花はほとんどありませんでしたが、噴水公園とレストハウスからの海の眺めは楽しめます。
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 須磨離宮公園を後にして、坂道を下りバラの小路と呼ばれる路地を進むと須磨寺駅の一つ三宮寄りにある月見山駅に到着します。
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 線路伝いに歩けば20-30分ぐらいの距離ですが、須磨寺~須磨離宮公園を経由するとちょっとしたハイキングを楽しめます。
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 本日は月見山駅から元町駅まで電車に乗り、元町駅からホテルまではおしゃれなお店が並ぶ商店街をウインドーショッピングしながら帰りました。
 次回は、最終日の記事をアップする予定です。お楽しみに…

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