キャノンといえば、F-1、AE-1など有名なカメラがたくさんありますが、私のカメラコレクションでキャノンの珍品がこのII-B型レンジファインダーカメラです。
 
★キャノンが戦後生産したII-B型レンジファインダーカメラ
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★軍艦部のアップ
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キャノンは設立当時からライカに追いつき追い越せとばかりに意欲的な製品を作ってきました。
名機といわれるⅣsbや大口径0.95レンズを装備したキャノン7(セブン)などある意味ライカを超えた性能を持っていたといっても過言ではない域まで頑張っていました。
私が見つけたII-B型はファインダーの倍率を切り替える機構が付いたカメラです。
この固体は実は北海道に旅行した際に、自由時間があったので札幌市内の東急百貨店内の中古カメラを扱う店で発見しました。
たまたま特別値引き(長期在庫だったのかな)の対象となっていたので、ケースから出して見せてもらいました。
スローシャッターも問題なくシャッター幕も綺麗でしたのでどうしようかと迷っていましたが、底蓋の刻印を見て即ゲットしました。
なぜ?????って答えは写真の中にあります。
 
★製造国の刻印が「Made in JAPAN」ではなく「Made in Occupied Japan」
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そう、このカメラが作られたのは第2次大戦後の昭和24年からで当時の日本はマッカーサー率いる連合軍の統治下に置かれていたため、製造国の刻印が「Made in JAPAN」ではなく「Made in Occupied Japan」だったのです。
オキュバイドものは結構希少価値が高いということで、即決しました。ボディのみで14700円ぐらいだったと記憶しています。これを買ったのでその他のお土産はなし。その日の昼食は吉野家の牛丼となりました。(笑)
 
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*** キャノン II-B 型 ***
発売年月 1949年(昭和24年)4月
発売時価格 60,000円(セレナー50mm F1.9付き)
※キャノンカメラミュージアムの解説より
IIB型の最大特徴は、凸凹のレンズを貼った光学プロックを回転させることで、ファインダーの視野倍率を任意に変えることが出来る3段変倍一眼式の連動距離計機構にあった。変倍レバーの操作で0.67倍から1.5倍までの視野像が変化するので、精密な焦点合わせが可能な使い勝手の良い機構との高い評価を得ていた。
レンズマウントは世界的に通用するライカ規格のねじ式になった。なお、ボディは生産の途中から精度保持と量産性にすぐれたダイカスト製になった。そして、同時に開発が進んでいた大口径のセレナー50mmF1.9(4群6枚構成ガウスタイプ)が完成、標準レンズとして装着された。公定価格は60,000円と定められていた。
 
※ちなみに…昭和24年 銀行員大卒初任給 3000円 
  このカメラ月給の20倍です。今なら小さいベンツが買える値段ですね。
 
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