昨日、一般の自営業者が国民年金(国が運営する。日本国民は皆加入義務あり)に上乗せして年金がもらえる制度「国民年金基金」(任意で加入することができる)への加入を勧めるDMが郵送されてきた。
★有名芸能人を使ったパンフレット。印刷している会社にも天下りがいるのかな。高い印刷費だろうな。

★たくさんの年金上乗せ額がもらえると言う説明しか書かれていない。もし受給前に死んだら幾らもらえるの?

中身は「国民年金基金へ加入すると、とってもお得だ」という内容のパンフレットと資料請求のハガキが入っていた。
この国民年金基金は、一般企業で言えば、厚生年金への上乗せをする企業年金の基金であり、先般AIJ投資顧問がこの年金基金の運用で大きな欠損をしたことは報道でも明らかになったとおりである。
昨年の大震災以来、原子力発電の是非を巡って「原子力ムラ」の関係者が躍起になって原発の再始動を叫んでいるが、こちらは「年金ムラ」の住人たちの資金集めの広報活動をしているようにしか見えなくなってきた。
厚生労働省の天下り先として企業年金のほか各都道府県に職種毎に設立された国民年金基金へも相当な数の天下りが行われているに違いない。
厚生労働省とのパイプ役としてであるが実態は、何もしない金食い虫ばかりで、高額の退職金をこの基金の運営費から搾取しているに違いない。
しかも、AIJ等の投資顧問会社にも何の資格も経験も無いのにただ、厚生労働省のOBと言うだけでやっとってもらい素人投資の真似事で多額の掛金を無駄にした責任は大きいにもかかわらず、今では何事も無かったかのごとく淡々と我々の掛金を食いつぶしているのだろうと想像される。
今、年金関係の基金や厚労省に必要なのはこれまでの過ちを見直して、国民に対して一般企業以上にガバナンスの強化を図ることではないか。
国民にわびることも無く、しばらくじっとしてほとぼりが冷めたらまた同じことを繰り返すようなことでは、わが国は破滅へ向かってまっしぐらだ。
今回の加入DMについても毎年この時期に加入促進のキャンペーンをしているから送られて来たのだろうが、まったくのブラックボックスになっている基金へ大切な老後の資金など怖くて預けられるものではない。
まずは、自分たちの健全性をはっきりと公開し、運用についてもしっかりしたスタッフを揃えて、元本割れの無いように多方面に投資すると言ったことがちゃんと説明されて始めて加入促進になるのではないか。
内部のことは秘密にしておいて、自分たちのえさとなる掛け金を払わせるために、いかにもたくさん年金がもらえるかのような試算をしたパンフレットを配るのは無駄である。
全国の年金基金は、天下りの根絶と、ガバナンスの公開を真っ先にしてから加入促進を行うべきである。
それが出来ないのであれば、老後の生活は国民一人一人がその責任において自らが行うべきである。
★天下りや投資の出来ない人間がいる基金なんてイラナイ★
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