昨日のニュースでJR東日本が、ICカード乗車券「Suica」の乗車履歴などのデータを、利用者に承諾を得ないまま、第3者に販売していた。
 国鉄の民営化以来、運賃の値上げもせずに着実にサービスと利便性の向上に努めてきた企業ではあるが、すでに大都市の大手私鉄も含めて鉄道会社という表向きの企業とは程遠い一大流通サービス企業と化してしまったのではないだろうか。

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 JR各社ともドル箱の路線以外は赤字路線を抱え、会社存続のために駅中のショッピングセンターの展開など利益追求に躍起となっているが、そもそも鉄道事業者としてのプライドをなくさないでほしい。
 一昨年の東日本大震災で未だに不通となっている区間はたくさんあるが、すべてが赤字のローカル路線。
 東北地方の被災地の場合は都市計画に基づく路線の配置が必要だとしても、震災後の災害で不通となっている只見線などはすでに廃止とのうわさも・・・「このまま廃止できれば赤字が減ってラッキー!」とでもいわんばかりの対応(というかまったく無視)には呆れてしまいます。
(被災地の岩手でも岩泉線はタナボタで廃止決定)
 少なくとも、既存の路線のネットワークは死守する覚悟で会社を運営してもらいたいものです。
 今後のわが国の高齢化を考えていくと鉄道ばかりでなくバスなどを含めて地方のインフラが正常に機能していかないと、生活難民がますます増大してしまいます。
 本業以外で儲けた分はちゃんと鉄道事業に還元するとともに、今回のような利用者無視のSuicaデータの販売など法的にはギリギリグレーゾーンだとしてもやってはいけないと考えます。
 ちなみに私もSuicaを利用していますが、必ず駅では販売機でSUICAを使って切符を購入しています。
 タッチアンドゴーは一度もしていません。
 なぜなら履歴がわかってしまうこともありますが、私の場合、結果的に切符で乗車したほうが安上がり(とくとく切符などを利用)なのでタッチアンドゴーの利便性はまったく感じていません。
 むしろ私にとっては切符で乗車するほうが利便性がよいのです。
 定期券の場合はそうもいかないでしょうが、今後も面倒でも必ず切符を買って電車に乗ります。
 なぜって、本来の鉄道規則でも乗客は切符を購入して乗車すると明確に記載されています。
 切符を持たずにSuicaでの乗車を認めるためにJR各社は規則の改定(Suicaでの例外規定)を設定しているのですから・・・

 
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