3月のダイヤ改正、4月の消費税増税などの話題に隠れていまひとつ石岡市民の間でもあまり話題となっていない出来事があります。
 1929年に完成した歴史ある常磐線「石岡駅」駅舎の廃止、橋上駅化工事が進められています。
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 今年になって駅構内のパン屋さんが閉店し、今月からはキオスクのコンビニ「ニューデイズ」が駅前の仮設プレハブ店舗に移転すると、上野方の駅舎のほぼ半分が解体されていました。
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 石岡駅の橋上化には、旧市街地がある西口と新興住宅地が立ち並ぶ東口のどちらからもアクセスがしやすくなるように、また、鹿島鉄道廃止後のBRTかしてつバスへのスムースな乗り換えが可能になるようにということから建て替えが検討されていました。
 すで近隣の駅では友部や岩間が橋上駅として営業していますが、これまで西口を利用していたものとしては、橋上化により乗り降りが不便になります。
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 また、旧市街地の活性化という点では、人口が多く、利用者も多い東口の利用者は直接東口に出て行ってしまうため、ますます西口(旧駅前市街地)が寂しくなるのではないかという懸念があります。
 何より歴史ある駅舎が解体されてしまうのはとても残念です。
 3年前の大震災の影響で損傷を受けた石岡駅舎はやっとお色直しの修繕をして、綺麗になったばかりでしたから、ますます取り壊すのは残念でたまりません。
 市役所やJRが依頼した設計の段階ではいくつかの原案があり、旧駅舎の建物のイメージを残したものもあったようですが、予算の関係でしょうか、もっとも近代的(はっきり言ってコスト優先のつまらない駅舎)になってしまうことになりました。
 石岡の町並みは昭和初期の看板建築がウリモノなのに、観光客の玄関となる駅舎があまりにも味気ない近代的なものだととてもがっかりするのではと心配です。
 時代の流れといえばそれまでですが、総合的な街づくりを考えるならこのような歴史的な建造物は何らかの形で保存されるべきだと思います。
 さようなら「石岡駅」・・・新しい駅舎はもう駅舎とはいえない「ステイション」になってしまうから・・・
 
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