今回は、ハスラーのエンジンルーム内の特徴をご報告します。
 まず、室内のボンネットオープナーを操作してロックを解除します。
 ボンネットの中央部分のレバーを操作して最終的なロックをはずしますが、これまでのKeiのときよりもレバーが小さい上に指のあたる部分にゴムやビニールのカバーが無いため、良く場所を確かめてからでないと手探りではなかなか空け辛いのが印象的でした。
 コストダウンと軽量化が進んだのでしょうが、このようなメンテナンスにかかわる部分については、扱いやすさを大前提に開発してもらいたいものです。
 
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 そして、ボンネットを開けて固定するバーを探すとエンジンルームにはまったく見当たりません。
 なんと固定するバーはエンジンルーム側ではなく大きく開いたボンネットの裏側についていました。
 逆転の発想とは正にこのことでしょうか?
 ただ、一時期のホンダ車の様にエンジンルーム内が鮨詰め状態で手を入れる隙間もないというなら分かりますが、なぜ余裕のあるエンジンルームではなくボンネット側についているのかいろんな意味でこの車は「不思議ちゃん」なところがあります。
 今日の本題であるエンジンですが、すでにワゴンRなどに搭載されているスズキの次世代の主力エンジン「R-06A型」です。
 これまでの「K-6A型」と比べてエンジン単体で約10kgもダイエットされているそうです。
 人間でも10kgのダイエットは大変なのに良くぞここまで軽量化したものです。
 しかし、よくよく見てみると、エンジン本体の上側のカバーが樹脂製に、エアインテークのパイプまでも樹脂製。
 
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 耐熱性や強度は計算されているのでしょうが、最近の樹脂は劣化するのが早いものが多く見受けられるので、10年以上乗り続けるにはこの辺が注意しなければならないのではと心配になります。
 本物の車がだんだん「プラモデル」のようになってきました。昔はバンパーも金属製だったのに今では金属製のバンパーが付いている車など大型のダンプや特殊車両ぐらいになってしまった見たいです。
 まさかエンジンの主要部品までも樹脂化してしまうとは恐るべし「スズキの軽量化魂!!」。
 次は、バッテリーです。バッテラでもバッタでもありません。(CMの見すぎか・・・)
 この車にはエネチャージやアイドリングストップなどのややこしい装置が無いので、従来型の38B19Rというバッテリーが積まれています。
 
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 まったくのノーマルなので耐久性や寿命もノーマルですが、定期的に早めに交換するには格安なので助かります。
 次の写真は、ABSユニットです。Keiを買った10年前の頃はエントリークラスの軽自動車はABSがオプションが当たり前でしたが、今ではABSやエアバックなどの必要最低限の安全装備はほぼ標準装備となりました。
 
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 ボンネット周りでもうひとつ気になったのは、フェンダーの部分を取り付けているネジが穴は2箇所空いているのに1箇所だけネジ止めされていることです。
 
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 何か訳があるのでしょうか?同規格のネジとナットがあればもう一箇所もネジ止めしたい気分になります。
 他にも気になった方が多いのではないかと勝手に思ってしまいます。
 最後に、ボンネットの裏側ですが、味も素っ気も無い状態です。
 
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 耐熱・防音マットでも貼り付けたい気持ちもありますが、現状で騒音などは気にならないレベルなのでしばらくは様子見したいと思います。
 まあ、今回のエンジンルーム探訪では細かいダメダシばかり書いてしまいましたが、確実に軽自動車のエンジンは進化しているというのが結論です。
 できれば見た目が安っぽくならないようにしてほしかったですが、現状を考えると仕方ないことなのでしょうか?
 
 わが国では、昭和の高度経済成長期に「耐久消費財」という家電品などの生活用品が一般家庭に急速に普及しましたが、平成の時代も四半世紀を過ぎる今日この頃、果たして「耐久消費財」は日本に存在するのかという疑問がわきました。
 その最たるものが「家電品」であり「クルマ」ではないでしょうか?
 「耐久」という文字がますます薄まりタダの「消費財」になってきたと思うのは私だけではないと思います。
 最後まで愚痴っぽくなってしまいましたが、本日のブログはこの辺で・・・
 
 
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