今回は、前回のSONY製ラジカセCF-1160に続き、やはりオークションにて入手したステレオラジカセCFS-7です。
 このラジカセは1981年のグッドデザイン賞を受賞した製品です。

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 CF-1160同様つや消しブラックの渋いボディですが、このほかにもシルバーやブルーなどの色もあったみたいです。
 CFS-7を語る上で兄貴分であるCFS-10を語る必要があるようですが、こちらはネットでもいろいろな方が書いているようですので興味のある方は検索してみて下さい。
 このラジカセを手に入れたときは大分埃まみれで電源を入れるまで作動するかどうか半信半疑でしたが、いざ電源を入れてラジオ放送を聴いてみると、小型のボディからとは思えないほどしっかりとした音が出てきました。
 加えてうれしい誤算はカセットがちゃんと再生できたことです。

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 最低限ベルト交換は覚悟していましたが、古いカセットに有りがちな音のふらつきも少なく、聴取に十分耐えうる音でした。
 この時期の小型ステレオタイプのラジカセはサンヨーのU4シリーズが有名ですが、後発のSONYとしては機能面でも音でも凌駕できる商品だと思います。
 さすがにサイズ的に低音は貧弱ですが、中高音はソニーらしくメリハリがある音です。
 特にAM放送については当時のラジオシリーズで定評のあった「ザ・感度」シリーズの技術も使われているようで、本体脇にはAMの感度切替やISS切替のスイッチまで付いており、ノイズの少ない高感度の受信が可能です。

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 FM放送についてもステレオ受信は当然ながら当時のテレビ音声(1~3チャンネル)受信が可能なワイドバンドなので、今話題のAM放送のFM波サイマルキャスト放送も楽しめます。
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 このCFS-7も見かけによらず重量はずっしりと重く、音質重視の設計となっています。さらに、小型のラジカセに似合わず拡張性も豊富で、外部マイク入力、外部スピーカー出力、ライン入・出力、そして標準サイズのヘッドホン端子は2系統準備されています。

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 これだけの端子がこの小さなボディーについているとは驚きです。
 今どきのミニコンポ(アイパッドのドックなど)真っ青の内容です。
 まあ、デジタルだとUSBあれば何でも繋げますが・・・
 いずれにしても、このCFS-7も前回のCF-1160などとともに黄金期のSONYを代表する製品のひとつといって過言ではないでしょう。



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